超人機メタルダー 配信開始

何となく気になり視聴することに。
スピルバンの次に放映されたメタルヒーローなのか。
従来のメタルヒーローの路線とは全く違う意欲作で
低年齢層の人気を得るのが難しく、打ち切られてしまったものの
熱心なファンを持つ、そんな作品らしい。


1・2話のだいたいのあらすじと感想を。
最初はおおまかな設定を書こうとしたんだけど、まとめきれず
いつの間にかあらすじを書いてしまっていた(苦笑)


戦死した息子の墓参りに訪れる、ロボット工学の権威 古賀博士。
42年ぶりに日本に帰国した彼の目的は、太平洋戦争時代に開発した
超人機メタルダーを目覚めさせることだった。


世界的な大企業、桐原コンツェルンの真の姿は
その権力で世界支配をもくろむ、悪の組織ネロス帝国。
古賀博士はメタルダーに、ネロス帝国の野望を阻止させるべく帰国したのだ。
帝王ゴッドネロスは、古賀博士の帰国を知り
メタルダー復活を阻止すべく配下を送り込む。


戦死した息子そっくりの姿に造った人造人間
剣流星=メタルダーを目覚めさせた古賀博士だったが
ネロス帝国の軍団により殺されてしまう。
剣流星はメタルダーに瞬転、軍団に向かってゆく。
戦闘員を圧倒するも、軍団長に敗れ崖から転落するメタルダー
剣を収め敵は去り、メタルダーはダメージを負いながらも立ち上がる。
彼は夕日に向かい叫ぶ。


風よ、雲よ、太陽よ、心あらば教えてくれ
何故この世に生まれたのだ!


・・・というのが1話。
ヒーロー番組の初回で、主人公が勝利を飾らず
敗北してそのままということに驚いた。
さらに、自分の存在理由を問う痛切な叫びで終わるのも印象深い。
風よ雲よ太陽よ・・・の台詞は有名。
この作品の台詞だったんだな。


2話では、べらんめえ口調の相棒 ロボット犬スプリンガー登場。
古賀博士の基地に戻ってきたメタルダーを修理してくれる。
・・・ところでスプリンガーって、1話ではどこにいたんだろう?
スプリンガーに、古賀博士はどうしたのかと問われる流星。
動かない、何も話さない、という流星の答えに驚き
古賀博士の死を悟り、悲しむスプリンガーは
死というものについて流星に聞かせる。


そして2話では、ヒロインの仰木舞も登場。舞はカメラマン。
バイオマンといいRXといい、80年代の特撮作品においては
アクティブな女性といえばカメラマン、という感じだったのかな?


マシンのテストドライブ中、トンネルの向こうで待ち構える敵の存在を察知し
トンネル内で一旦停止するメタルダー。その横を舞がスクーターで走り抜ける。
メタルダー、それをあっさりスルー。


・・・いや、そこは止めてあげなよ!!


ま、メタルダーさん目覚めて間もないから、適切な対処がよくわからない模様。
喋り方からしてぎこちないもんね。
そして、ネロスの怪人に驚いてバイク転倒し、気を失った舞を
敵さんとバトル終えた後は、道路からちゃんと移動させている。


メタルダーの、配色や左右非対称のデザインは
キカイダーを何となく髣髴とさせる。
そして、ヒロインと出会いによって人間というものを知る
キカイダー原作版のジローも、確かこういう感じだった。
キカイダー特撮版においてどうなのかは、未視聴なのでわからない)
デザインのみならず、このあたりもキカイダーのオマージュなのかな。


それから、舞との会話などありつつも
新たな敵を察知した流星は駆け出すのだった。
そして戦い。なんかもう力ずくで敵メカを破壊。
強引に関節技きめるあたりなんて結構怖い。
敵メカの首をふっ飛ばしたかと思ったら
その首のあとから大砲が出てくるのは・・・なんか反則だ!
最終的にはレーザーアームで敵を倒す。
動かなくなった敵を見て、死というものを理解するメタルダーだった。


1話に続き、2話の終わり方も凄まじいな・・・。


ほんとは、OP・EDについても書いたんだけど、このエントリが
だいぶ長くなってしまったので、曲については明日上げる予定。