プリズムフラッシュ!

というわけで、東映公式配信で見ていた作品の感想。
公式チャンネルが始まり、自分が子どもの頃に見ていた作品を探すと
超新星フラッシュマン」のタイトルを配信ラインナップに発見。
フラッシュマン、また見てみたかったんだよー!と1話から視聴。


そして1か月ちょっと経ち、せっかくの機会だから他にも
面白そうな作品を見てみたいなと思い、色々調べてみて
仮面ライダーBLACK」も見ることに。


というわけで、最初の配信作品からはこの2作を見てました。
BLACKもちゃんと最初から見ておきたかったー。


フラッシュマンは、子どもの頃に見ていた戦隊の一つで
終盤の、主人公達の過酷な運命がとても印象に残っていた作品。


フラッシュマンの5人は、幼い頃に改造実験帝国メスの指揮下の
エイリアンハンターによって地球から攫われるが
フラッシュ星人に助けられ、フラッシュ星で育つ。
そして20年後、メスの地球侵略計画を知った5人は
故郷を守るために地球に帰ってきた。
第一目的は「故郷を守る」ことだけど、それだけじゃなくて
それぞれの肉親を探し出すことも望みだったのだけど・・・。
ストーリー終盤で、フラッシュ星育ちゆえに
長期的には地球の環境に適応できないという事実が判明。
身体に変調をきたしながら戦い、残された時間の中でメスを倒し
「きっとまた戻ってくる」と地球を去りゆく・・・という終わり方。


子どもの頃見た作品なので、細かい部分はほとんど覚えてなくて
序盤は、イメージよりも案外コメディタッチの話も多かった。
ストーリーは、結構強引だったりいいかげんなとこもあったが
そのあたりは思い出補正で乗り切る。
あと、主役5人より悪役組の方が絵的に華があったよね・・・。
王道レッドのジンは、面白みはないっちゃないんだが
ああいう古風なヒーロー、嫌いではない。


終盤はやっぱり一貫してシリアスだった。
このあたりの厳しい展開のイメージが長年強かった作品だけど
ラストは思いのほか、希望が持てる終わり方だったなぁ。
荒野に芽吹いた綺麗な草花をバックに
「戦いの荒野に春が来て、地球に命が蘇った。
いつの日か、フラッシュマンが帰ってきたとき
この美しい地球が迎えてくれるであろう・・・」
というナレーションで締め。
特に目新しいわけでもないけど、いいラストだったんだよ。
帰ってこられるかはわからないんだけどさ
それでも、あのラストシーンによって少し救われる思い。


子どもの頃以来に見ることができてよかったです。
BLACKについても書こうと思ったのだけど
既にだいぶ長くなったので、また明日あたりに。