涼宮ハルヒの消失

広島での上映最終日、やっと観に行ってきました。


時間に余裕はあったのに、他の用を済ませるのに意外に手間取ったり
サロンシネマが思いのほか遠かったりで、ちょっと遅刻してしまった・・・。
先月下旬からやってるんだから、もうそこそこ空いてるかなと思ってたら
しっかり満席で、補助席の折りたたみ椅子の人も既に数人いる状態でした。


去年は火曜の深夜、ワンナウツハルヒ2期ってタイムテーブルの時期があって
長いこと内容は知らなかったハルヒを、それで見るようになった。
今思い返すとあの火曜深夜はなかなか濃い流れだったなぁ、地方住みには。
そんな感じであまり詳しいわけではないし、原作も全く読んだことないしで
最初は劇場版観に行くつもりはなかったんだけど、長門メインっぽいしなぁとか
何だかんだ気になっちゃって、結局行くことにしました。


映画予告カットとかで長門見て、あれ、長門は性格違うの?
いつもの感じがいいけどなって思ってたはずなのに、映画観てたら
うわーこんな照れ屋でかわいい長門がいたら、自分がキョンだったら
この世界のままでもいいかもって揺れてしまうなぁ・・・と思った(笑)
ハルヒ全く出てこないのかと最初は思ったら、ちゃんと別の学校にいて
あ、いることはいるんだーって思ったけど、考えてみるとそれはそうか。
もしハルヒや古泉たちが存在すらしてない世界だとしたら、キョン
一片の迷いもなく元に戻そうとするだろうから、何の葛藤も生まれないものな。
終盤でのキョンの葛藤シーンは、何だかシンジ君を思わせるシリアスさで
この作品にあまりそういうイメージ持ってなかったので、ちょっとびっくりした。
長門は好きだけど、かなりつかみどころがないなぁと今まで感じていたけど
そうか、長門にもやっぱり感情はあるんだなぁ・・・と、映画を観て思いました。


それにしてもこの作品は、公開され始めの頃の2月から3月
まだ寒い季節に観た方が、雰囲気がより味わえたのかな。
上映が遅い地方は、こういうときはちょっと損してるような!