葦原大介新作読み切り「実力派エリート迅」

週刊少年ジャンプ最新号に
「賢い犬リリエンタール」の葦原大介さんの
待望の新作読み切りが掲載！

もうほんとに待ち遠しかった・・・！
もし、新作掲載をまだ知らなかった葦原さんファンは
明日にでも本屋かコンビニにGO！
来週月曜は祝日なので今日が発売日です。

感想いきます。これから読むって方は一応飛ばしてね。

初読で、ページをめくりながらまず思ったのは
おお、少年漫画してる・・・！ってこと。
バトルシーンも、躍動感などを意識して
研鑽を積んだんだろうなぁと感じられた。
描き込みも気合い入ってる。

そして連載をかなり意識した作り。
攻めて来る異世界の生物については、ほとんど説明されてないけど
もし連載になれば、そのあたりも徐々に明かされていくのだと思う。

主人公の迅。
予告カット見た時は、ジャガーさんみたいな目してるから
あの目がデフォルト？と思ったけどそんなことなかったね。
飄々としてるけど決める時は決める、出来るお兄さんでした。
うーんかっこいい！いいキャラだなぁ。
考え方もまっとうで、リリエンタールに登場した大人たちを彷彿とさせる。
・・・あの人たちはセクハラはしてないけどね！

瑠花ちゃんかわいい。
葦原さんの描く女の子はやっぱいいなぁ！
最後、結局鈍器は持ち出してなかったね。
あのリアクションは、迅が希望してた感じに
ちょっと近づいていたような・・・（笑）

実にダメな司令が登場して
これは、葦原作品初の悪役では？と思ったら
読後に作者コメント読むと、やっぱりその辺は意識してたんですね。
そのコメントのとおり「悪役（小物）」というレベルではあるけど
今までの作品には全くいなかったので、ちょっと驚いた部分でした。
司令の父親は人格者っぽいのに、息子どうしてああなった・・・。
ぶっ飛ばして、ただそれだけで終わりじゃないところはやはり葦原さんらしい。
これから鍛え直されて、ちょっとは成長するのだろう。

面白かったし、連載もいけるかもと思うけど
もしこの作品を連載に持ってくのであれば
とりあえずタイトルは変えた方がいいように思う・・・。
今のタイトルだと「迅は実力あるエリートだよ！」ってことしか伝わらないし
別にそこが物語の主軸ってわけじゃないからなぁ。
「○○○○ 迅」って形式のタイトルはありだと思うけど
最初の部分はもっと、世界観などを表す単語がいいような。

そしてつい、もっと他のジャンルも読んでみたいと思う。
デビュー作「ROOM303」で葦原さんのファンになったので
ああいうジャンルも、もっと読むことができればなぁ。
そしてどんなジャンルが一番、葦原さんの持ち味をジャンプで生かせるのか
1ファンがそんなこと考えてもしょうがないのだが、つい色々考えてしまう。
だってしっかり連載続いてほしいじゃないか・・・！

葦原さんの久々の新作ってことでテンション上がって
早朝のコンビニで1冊、近所のスーパーが開いたらもう1冊
ジャンプを計2冊買っちゃった！読む用と保存用だね！

そして明日あたりにアンケハガキも出してくる！